歴史に残れ!我が思索記

適当に考えたことを適当に書き残していきたいと思います。

時間は緊張感をもって使うべき

 みなさんこんにちは!

本日も読んでくださいましてありがとうございます。

コロナウイルスによる自粛のせいで、たくさん時間ができてしまって、暇だという人は多いのではないでしょうか?
その、できてしまった時間を、どのように使うかで、コロナ収束後の世界で活躍できるかどうか、少し左右されてしまうと思います。

一方、ロバート・キヨサキさんが書いた「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだこと、ありますでしょうか?
この「金持ち父さん貧乏父さん」における、金持ちと貧乏人を分ける一つの要因は、お金の使い方にありました。
この「お金の使い方」は、将来の自分にとって大幅にプラスとなるような時間の使い方ができる人と、そうでない人を分ける要因に、通ずるところがあると思います。

金持ちと貧乏人を分ける要因も詳しく説明しますから、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことのない方も安心してください。

今回は、「金持ち父さん貧乏父さん」の金持ちと貧乏人を分ける一つの要因と、時間をうまく使うことができる人とできない人を分ける一つのある要因の類似点を思索したいと思います。

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時間の使い方で、人生は変わるかも

 

 

 「金持ち父さん貧乏父さん」の金持ちと貧乏人

 この本を最近読みました。
世の中には、いつも生活がギリギリの人もいれば、お金に困ることなく悠々自適に暮らしている人もいます。
そして、それには学歴は関係ありません。

「金持ち父さん貧乏父さん」では、前者を金持ち、後者を貧乏人と呼んでいます。

つまり、東大を出て一流企業に就職して出世したような人であったそしても、常に生活がカツカツの人であれば貧乏人で、高校さえ出ていない人間であっても、自分のビジネスで資産を築いて何も不自由なく生活していたりする人ならば、金持ちです。

どうして、学歴関係なしに、個人個人のお金の余裕さに大きな違いが表れてくるのかを説明してくれる本が、「金持ち父さん貧乏父さん」です。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」の資産と負債

 そこで、僕が一番印象に残ったところが、資産と負債の違いです。
この本での資産と負債は、会計的な資産と負債とは少し意味合いが異なります。
簡単に言えば、資産は、持ってるだけで収益をもたらし、負債は、持ってるだけでお金がかかってしまうものです。
ロバート・キヨサキさんは、貧乏人は資産と負債の違いが分かっていないと書いていました。
具体的に言うと、例えばマイホームは、一般的に資産と呼ばれています。
しかし、住宅ローンに利子がかかったり、固定資産税がかかったり、あるいは時間がたてば維持・修繕費もかかります。
つまり、持ってるだけでお金がかかってしまいますから、負債ということになります。

では、資産の例は何かというと、株式、債券、不動産といった、持ってるだけで収益をもたらすものです。
また、本のような著作物も、一回作ってしまったら、あとは買われるたびにお金が入ってきますから、資産の部類です。
そう考えると、今の時代では、ブログやユーチューブチャンネルも、広告収入をもたらすことがありますから、立派な資産ですね。

 

 

金持ちと貧乏人のお金の使い方

 ロバート・キヨサキさんが述べた、金持ちと貧乏人の違いに、

金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う

というのがありました。
詳しく言いますと、収入が増えたとき、金持ちはその増えた分を贅沢等に回さず、資産への投資に使います。
そしてその資産が収益をもたらしたら、その収益もさらに資産へ投資します。
やがて、資産からの収益だけでも生活していくことができるようになった段階で、やっと大きな家や高級車を買います。
それに使ったお金は、すぐに資産から回収できるので、お金に困らないわけです。

一方、貧乏人は収入が増えたら、すぐに贅沢に回し、また家や車のローンを借ります。
一流企業に就職して出世して高給取りになっても、その分負債を持つ量や、贅沢に回るお金も増えるので、支出が増え、常に生活がギリギリになるのです。

 

 

時間の使い方がうまい人と下手な人

 最近、ホリエモンこと堀江貴文さんの「時間革命」という本を読みました。
この本では、時間には二種類しかないと堀江さんは書いていました。

それは「自分の時間」と「他人の時間」です。

「自分の時間」とは、自分の好きな仕事や、自分にとって学びとなること、将来的にプラスになることをする時間です。

一方で「他人の時間」とは、自分を犠牲にすることで、他人を喜ばせたり、得させたりするような仕事をすることや、自分にとってほぼプラスにならないようなことをする時間のことです。
他人の時間を過ごしているときに、誰が一番得をするかというと、他人です。

堀江さんは、世の中のほとんどの人は、「他人の時間」が占めるウエイトのほうが大きいと言っています。
仕事が嫌だと感じれば、自分にとっては、納得できない額の給料以外は何も得をしません。
一方、自分が我慢することで、喜ぶ他人もいます。
我慢して利益を上げたら、会社の上層部や株主たちが喜びますし、仕事の出来が良かったら顧客も喜びます。
これに加えて、自分も嬉しかったら、その仕事は立派な「自分時間」ですが、世の中の多くのサラリーマンは嬉しい気持ちよりも嫌な気持ちを持つ人の方が多いことでしょう。
従って、その仕事をしている時間は「他人時間」です。

しかし、自分の人生の主役は自分しかいないので、「他人時間」ではなく「自分時間」のほうを充実させるべきだと堀江さんは述べています。

 

 

 できてしまった時間を自分ために使うか、他人のために使うか

 今回のコロナ禍によってできてしまった時間を、「自分時間」に充てるか、「他人時間」にあてるかで、相当質が変わります。

ユーチューブでだらっと動画を見ることを考えましょう。
これは、その時は楽しいかもしれません。
しかし、その動画を見た時間は「自分時間」と言えるのでしょうか?
別の視点で考えてみましょう。
動画を見たことで、動画をアップロードした側の人間に広告宣伝費が入りますし、ユーチューブ側にとっても利益が増えます。
動画が勉強になるものならばともかく、そうでない場合、自分はあまり得しません。
したがって、「他人時間」になるわけです。
自分が楽しかったらいいじゃないか、という意見も聞こえてきそうですが、開発者側は金銭的な収益がもたらされるので、一時の快楽のために時間を使うのはもったいないと僕は考えています。

SNSも然りです。
SNSに投稿するためにかかる時間も、本当に自分のためになるのかは考えておくべきです。
インスタグラムでは、フォロワー数が1万人を超えたら広告を載せることができるみたいですが、1万人を超えるまでに膨大な時間がかかります。
一方で、みんながSNSに投稿すればするほど、SNSサイト側が載せることができる広告は増えます。
サイト側は儲かるのです。
私たちがSNSに投稿すればするほど、サイト側は儲かるという構図なんです。
にもかかわらず、私たちには何も報酬は与えられません
ドイツの哲学者、マルクス・ガブリエルは、これを立派な「無賃労働」と述べられていました。

 
 

時間を将来プラスになることに使う

 一方、できてしまった時間を、将来プラスになることに使うのは、立派な「自分時間」だと言えます。
本を読んだり、仕事を効率化するために勉強したりするのは、将来プラスになる時間の使い方です。
また、自分の好きなことや趣味で、副業をしてみるのも良いです。
投資などの勉強もいいと思います。

それこそ、「資産」への投資です。

時間を今のちょっとしたな楽しみに使うのか、それともそれを我慢して、自己投資して、将来の大きな楽しみのために取っておくのか、よく考えて時間を使うべきです。

 

 

成長して得られた時間を、さらに自己に投資する

 僕がブログを始めた理由は、コロナウイルス拡大に伴って大学が休みになったことに加えて、バイトも自粛したために時間ができて、兼ねてから興味があったので始めてみました。
もともと僕は週20時間近く働いていました。
たしかに、バイトはやらなくなりましたので、正直金銭的な面では厳しいです。
しかし、こうやってブログ記事を書くことは、とても良い経験になります。
自分で考えた物事を書くことができるスキルは、時給1000円のアルバイトでは身に付きません。 
一時間1000円で働くよりも、こうしてブログを書き続けるほうが、価値が高いと思うようになりました
おそらく、コロナウイルスが収束しても、以前のように週20時間近く働くことはなく、もっと自分が成長できるようなことに時間を割き続けると思います。

 

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 話を戻します。

成長して、余裕ができたとき、その余裕を一時の娯楽に使う人は、一流にはなれません。
一流は、その時間をさらに自己投資に使うのです。

そうして、自分の「資産」を築きます。
その「資産」もまた、お金と時間の余裕をもたらし、やがてほとんどの収益は「資産」から入るようになり、時間は堀江さんの言う「自分時間」だけで埋め尽くされるようになります。

その循環こそが、「金持ち父さん貧乏父さん」の言う、金持ちのお金の使い方のパターンそのものに似ています。

「金持ち父さん貧乏父さん」によると、お金を資産に使えば使うほど、資産は増えてさらにたくさんの収益をもたらします。
そして僕が考えるには、時間もまた自分にとっての「資産」に使う、、すなわち本を読んだり、仕事を効率化するために勉強したり、自分の好きなことや趣味で、副業をしてみたりすると、それはやがて大きな収益と時間の余裕をもたらします。

そのため、一貫して空き時間を「資産」に投資し続けることが大切になります。

 

 

コロナ禍で時間ができた人は今こそ、やってみたかったことを始めてみよう

 かつては気になっていたが、なかなか時間がなくてできなかったことは、今こそ初めてみるチャンスです。

新しいことを始めることこそ、最高の自己投資です。
せっかくできた時間を、後悔しないようにすごしてみましょう。

 

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今回も読んでくださいましてありがとうございました。