歴史に残れ!我が思索記

適当に考えたことを適当に書き残していきたいと思います。

有料ニュースを読むかどうか迷ったら、間違いなく読むべきと思う理由

 みなさん、こんにちは!

本日も読んでくださいましてありがとうございます。

今回は、様々な情報があふれる現代こそ、有料のニュースを読むべき理由を思索していきたいと思います。

コロナウイルスの自粛のせいで、家でネットサーフィンしたりツイッターコロナウイルスについて様々な情報を得る人も多いのではないかと思います。

そういう方にこそ、一読する価値のある記事だと思います!

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日頃からニュースを読むのは大事だが…

情報に価値がなくなった現代

 情報といわれて、何を想像しますか?
新聞やテレビ、ネットのニュースを思いつく人もいれば、投資をかじったことがある人には株価や為替レート、企業の決算も立派な情報です。

これらの情報はどれも、検索したら様々な検索結果が出てきて、すぐに知ることができます
しかし、インターネットが発達する前、これらの情報をそう簡単に知ることはできませんでした。
つまり、それなりの対価(テレビの契約、新聞の購読、雑誌の購入等)を払わないと手に入れることができませんでした。
対価が必要、つまり、価値があったということです。

しかし、今はどうでしょうか?
インターネットを使うためには、もちろんお金を払わないといけないことに変わりはありませんが、テレビや新聞と比べたら、情報の入手のしやすさが段違いです。

テレビや新聞が与える情報は、受動的で、制約が大きいです(時間帯、読者や視聴者の需要との乖離等)
それに対して、インターネットの情報は能動的です。
何かを知りたくなったら、自分でいつでもすぐに調べることができますし、嫌な情報(殺人事件などのショッキングなもの)は調べなかったらいいだけです。
テレビではよく朝から殺人事件のニュースが流れますが、あれは気分が下がって、最悪一日中のパフォーマンスに影響しかねませんから、本当にやめてほしいですよね。
しかし、ネットニュースだと、「殺」の字が見えた瞬間、目をそらせばいいだけですからね。

また、情報のそもそもの発信者も、できれば多くの人に知ってもらいたいわけですから、すぐにインターネットに掲載します。
そして、検索すればみんながすぐに知れるようになったことで、情報には価値がなくなったのです。

 

 

無料ニュースサイトのからくり

 しかし、情報がほぼ無料で手に入るようになったのは、いいことばかりではありません。
無料で手に入る情報は、少し元の情報が捻じ曲げられたものや、全くのデタラメもあります。

なぜ、間違った情報が出てくるのでしょうか?
それは、間違った情報を発信する側が、自分の情報が広まってほしいと考え、大衆受けするように捻じ曲げたり、でっちあげたりして、刺激的で印象に残る情報を「作る」からです。
これは、少し炎上商法に似たところがありますね。
逆に言えば、極端な情報や刺激的な情報は、そうでない情報に比べて、間違っている確率が高いのです。
そして、間違った情報を見た人は、それが印象に残るわけですから、他人に拡散します。
こうして、間違った情報が広まるわけです。

会員登録が必要ない無料ニュースサイトが、きちんと利益を上げている理由も、これに似通っています。
無料ニュースのおもな収益源は、記事に載せてある広告からの収入です。
つまり、記事ごとの閲覧者数が増えれば増えるほど、収益が増えるのです。

世の中は残念ながら、中立的なニュースや、和やかなニュースより、極端なものや、刺激的なもののほうが、人々に注目され、読まれやすいです。
つまり、無料ニュースサイトも、刺激的で印象に残りやすい記事を増やせば、それだけ閲覧者数も増え、広告収入も増えます。

例えば、無料ニュースサイトを読んでいて、そこで「2040年代はAI化で職業の8割がなくなり、街は失業者であふれるだろう」というタイトルの記事があるとしましょう。
自分の職業ももしかしたらAI化されて、簡単にリストラされてしまうのではないかと不安がこみあげてくる人が多いと予想できます。
そして気になって、それを読んでしまう。
しかし、先ほど言ったとおり、刺激的な情報は、あえて拡散されるために「作られる」場合が多いのです。
これもまさに、正確な情報を伝えるのではなく、人の心理的な不安を利用して、閲覧者数を稼ぐためでしかない記事である可能性が高いわけです。

もちろん、ニュースサイトの運営側の人たちは、人々に安価でできるだけ正確な情報を届けたいと考える人のほうが多数派であると僕は思います。
しかし現実として、正確でないが、印象に残りやすい情報をもとにしたニュース記事のほうが、閲覧数が多く、収益源になってしまっている実情があるのです。

 

 

有料ニュースでは、デタラメ記事が排除されやすい

 一方、有料ニュースの収益源は、購読者の直接的な支払ですね。
いわゆる、サブスクリプリョンサービスってやつです。

なぜ、購読者はお金を払うのでしょうか。
それは、きちんとした情報源のニュースを読むことができると信頼しているからであり、ある一種、ブランド力みたいなところもあるからです。
人々の印象に残りやすいが、デタラメしか書かれていない記事ばかりのニュースサイトは、ブランド力が弱くなります。
逆にしっかりした情報源の記事が多いところは、ブランド力が上がります。
そしてブランド力が上がれば、お金を払ってでもしっかりした記事を読みたいと言う人が増えていきます。

有料ニュースサイト側がデタラメな記事を載せ始めたら、契約者数が減って業績が悪くなりますから、そう簡単に間違った情報をもとにしたニュースは載せません。

 

 

SNSで最新の情報を常に探るより、次の日の有料ニュースを見たほうが、知識が深まって時間も節約できる

 特に日本では、何か非常事態が起きたとき、ツイッターが活発になります。
新しい情報は、すぐにツイッターで出てくるからです。
非常事態時は、人は常に最新状況を知って安心しておきたい生き物です。
その情報源をツイッターにしてる人は、かなり多くいるのではないでしょうか?

しかし、見る側が増えれば、必然的に発信する側の人たちも増えます。
すると、発信する側の人たちの中で、意図的に間違った情報を流す輩も現れます。
また、素人目線で考えられた情報が広まるのも、SNSならよくあることです。
先ほども言ったことと同じく、SNSでも刺激的で印象に残りやすい情報が広まりやすいです。

従って、SNS仕入れた情報は、いくらそれっぽくても、あまりあてにしないほうがいいです。

それよりかは、朝の有料ニュースで、信頼性のある情報源を基にした良質なニュース記事を読むことで、正しい知識が身に付きますし、またSNSで最新の情報を探す時間もかなり節約できます。
その時間はまた、なにか生産性のあることに使いましょう。
(有用な時間の使い方については、☟の記事で書いています。)

 

ytorotoro.hatenablog.com

 

 

 

無料の情報と有料の情報は、使い分けが肝心

 無料の情報は手に入れやすい半面、信頼性が置けないです。
したがって、僕が考えるには、無料の情報はあくまでもネタとしてとらえておくべきです。
日頃の話のネタとして、無料の情報を活用するのはいいと思います。
印象に残る刺激的な記事を無料ニュースサイトやSNSで読んだとき、冗談を前提として友達などと話してみてもいいかもしれません。

一方、人生の方向性が決められるような大事な選択をしなければならない場面で、ツイッターで検索するのは論外です。
そいうときは本を買いましょう。

また、非常事態が起きた時や、自分にとってかなり関心のある出来事が起きたとき、できればSNSなどではなく、有料のニュースを読んでおいたほうが、身のためになります。

そのため、一つくらいはなにかの新聞社や、ネットメディアの有料ニュースに有料会員登録しておいたほうが良いでしょう。

 

 

本日も読んでくださいましてありがとうございました。