家族関係がストレスならば、外交を学ぶべし
みなさん、こんにちは!ミダミダです!
とても外出日和な天気が続いていて、たくさん遊びたくなってきますが、緊急事態宣言が出ていますので家にいるしかないという悲しい状況に陥っています。みなさんも同じ状況ではないでしょうか。今回は家族との人間関係によるストレスについて思索してみました。
- コロナのやつめ!
- まずは我慢せず、きちんと話合うことからスタート
- 外交と人間関係の構築は、根本的に同じ
- 家族との関係も外交と考え、自ら行動する
- 人間関係の本質をもっと知りたければ、外交史を学びましょう
コロナのやつめ!
本日(2020年4月9日記)は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、非常事態宣言が出されたばかりで、学生さんをはじめとした多くの人が家で過ごしていることだろうと思います。
新型コロナウイルス感染症についてはまた別の記事に書いてみようと思いますが、終息に至るまでには年単位の時間が必要と思われます。
空いた時間の使い方がわからない方は、☟の記事もどうぞ!
もしかしたら、家庭内で常にギスギスした空気が流れているところも増えているかもしれません。
ギスギスした空気感を取り除くにはどうしたらいいのか?
先に結論を述べさせていただきますと、人間関係は外交から学べです。
ロックダウンがなされた欧州で、家庭内暴力の件数がかなり増えているというニュースを耳にした人も多いかもしれません。
パリでは、外出制限が始まってから一週間でDV被害が30%以上増加しました。
実際、暴力まではいかなくても、かなり多くの人がずっと家にいなければならないことや、この状況の終わりが見えないこと、そして家族をはじめとした同居人とのすれ違いに対してストレスを抱え込んでいることでしょう。
これは決して対岸の火事ではなく、現に緊急事態宣言が出された日本でも同じような状況が起きると予想されます。
まずは我慢せず、きちんと話合うことからスタート
見通しがつかない状況に陥った時、人間は誰しも希望を抱きたい生き物です。
外出自粛をしなければならない状況も、すぐに終わるだろうと考えておきたい人も多いと思います。
ここに、家族とのトラブルの元になる罠があります。
見通しのつかないことがすぐに終わるだろうと考えると、家庭において自分にストレスになる状況が起きても、特にそれを変えずにいったん我慢しようと考える人は多いと思います。
例えば、世のお母さんは家事が忙しくなったり、反抗期チックな学生さんも親との喧嘩がさらに増えたりです。
しかし、今回ばかりは長期戦を覚悟しなければなりません。
コロナが終わらない限り、家庭における自分が不利な状況を変えずにいると、その状況はずっと続きます。
そうするとストレスがたまり、家族関係がさらにぎくしゃくしてしまいます。
従って、ストレスが生じたとき、我慢せずにすぐに家族の構成員みんなに伝えましょう。
大事なのは、怒らずに、落ち着いて話し合いましょう。
このコロナのせいで、みんな多少なりともストレスを抱え込んでいます。
ストレスを抱えている人が怒られると、反発しますから、家族に怒鳴ることは自分の首を絞めるようなものです。
できるだけ、「あ、これをされるとストレスになる」と考えたら、すぐに落ち着いて伝えましょう。
そして、言われた側の人も、それに対して反発せず、意見を尊重しましょう。
外交と人間関係の構築は、根本的に同じ
外交と聞いて、何を思い浮かべますか?
通訳とSP、国のリーダーたちの緊迫した表情と握手、フォーマルすぎる会合など、様々なものがあります。
ここで、いったい何のために外交は行われるのか?
それは自国の財産を守るためです。
そのために国同士で利害関係の調整を行い、互いの利益を最大化するのです。
実は、戦争も外交手段の一つです。
今の国連のような国同士が話し合う場がなかった時代は、多くの外交問題は戦争によって解決されていました。
これは人間関係でいう、喧嘩ですね。
しかし、第二次世界大戦後に国連が設置され、多くの外交問題は国連を通じて、話し合われるようになりました。
国連は、人間関係で言えば、誰かが喧嘩しそうになったらそれを仲介してくれる第三者のようなものです。
従って、第二次世界大戦以降、75年間世界大戦並みの戦争が起きていない一つの要因に、国連という話し合いの場が設置されたというのがあります(もちろん核兵器による相互確証破壊などのような要因もありますが)。
つまり、何が言いたいかというと、きちんと話し合いをすれば戦争が減ったのと同じように、人間関係のいざこざも軽減できるということです。
お互いの意見をきちんと、遠慮なく伝え、お互いの意見を尊重し、妥協点を見つける。そこでまた何か問題が起きれば再び話し合う。
外交でも、人間関係の構築でも、この繰り返しが大切です。
我慢したら戦争や喧嘩になります。
家族との関係も外交と考え、自ら行動する
家族と利害関係を調節すると言ったら、家族同士なのにそんな損得勘定で動いていいのかといわれそうです。
しかし、いくら家族関係とはいえ、他人であることには変わりはありません。
阿吽の呼吸なんかは幻想です。
そんな考え方捨ててください。
全ての夫婦は元々赤の他人でみんな出自も違いますし、価値観も違って当たり前です。
子どもも、性格がお父さんにもお母さんにも似ていないケースも多いのではないでしょうか。
世間の親御さんは自分の子どもの考えていることをわかっているつもりの人も多くいらっしゃるかもしれませんが、実際多くの場合はずれがあり、そこで親子間のすれ違いが生じたりします。
実際に話してみないと、いくら家族とは言え、価値観はわかりません。
従って、家庭で自分にとってストレスとなる状況が生じても、それを我慢したり、わかってくれるはずだと考えてはいけません。
自分が行動しないと、いつまでたっても改善しません。きちんと話し合いましょう。
人間関係の本質をもっと知りたければ、外交史を学びましょう
人間関係と外交の本質は同じです。外交の本質を知れば、人間関係の本質も知ることができます。したがって、外交史を学べば、人間関係の本質も知ることができます。
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最後に、家族としっかりした人間関係を構築して、コロナを乗り越えていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございました。